2025/09/12
▶お迎え訓練
9月1日「防災の日」
1923年に発生した関東大震災の教訓を踏まえ、この日に制定されました。各地区で、避難訓練が行われていましたね。
本園でも毎週様々な避難訓練を行っておりますが、去る9月12日に保護者の方々にご協力頂き、お迎え訓練を行いました。諏訪公園山頂での引き渡しの予定でしたが、天候不安定の為、今回は新園舎になり初めての園での引き取り訓練とさせて頂き、無事終了することができました。帰る際に、災害時を想定し家までお帰り頂けたら嬉しく思います。ご協力ありがとうございました。
午前中は、地震からの火災を想定した訓練も行われ、消防にも連絡をし、実際を想定しての訓練を行いました。
「地震です」の放送に各クラスを覗いてみると、まずは安全な場所に逃げ待機、揺れが収まったところで防災頭巾を被ります。さらに「近隣より火災です。園庭に逃げましょう」の放送と共に姿勢を低くし、口を手やハンカチで抑え、素早く非難します。子ども達は泣かずに落ち着いて放送や担任の指示に従い、避難しておりました。どこから逃げるかは、それぞれいる階で変わってきます。地震の際にも、前回の避難訓練で「ダンゴムシ」のポーズから「カエル」のポーズに変え、職員が大きく揺らすビニールシート(地震の揺れを想定)の上で、体を腕と足・腰で踏ん張ることで安定させ、目で危険な場所を確認し、揺れの中でもハイハイの状態で逃げるという練習を行いました。職員も避難経路や窓・扉の開閉などを再度確認し、災害での判断を深めるよう研修致しました。
7月終りにカムチャッカ半島の地震により津波警報が出たことも記憶に新しいと思いますが、その他にも南海トラフ巨大地震や首都直下地震なども今後起こりうると言われています。いつ起こるかわからない災害だからこそ、自分の身は自分で守ることの大切さや危険を回避する判断などを養えるように、様々な場所での訓練を今後も行って参ります。